• 1,300年前

    今からおよそ1,300年前、当地域は出雲国の東部「意宇(おう)郡」に属していましたが、その後平安時代に「出雲国能義(のぎ)郡」として一つの行政区となりました。この地は、古くから良質の砂鉄が採れ、製鉄が盛んに行われました。野だたらなどの古代製鉄の跡が数多くあります。

  • 安来ゆかりの戦国大名

    戦国時代には富田城(広瀬町富田)を居城とする尼子氏が、陰陽11州(現在の山口県を除く中国地方4県と兵庫県南西部)に勢力を及ぼすまでに台頭し、当地域は山陰の文化・経済の中心地として栄えました。江戸時代になると松江藩とその支藩(広瀬藩・母里藩)が置かれ、山陰道が通る港町・安来は和鉄や蔵米の集散地として発展しました。

  • 希望あふれる街 安来

    歴史・文化・生活などにおいて一体性を有し、広域行政組合などを通じて協力して地域づくりを行ってきた1市2町は、平成16年10月1日合併により新生「安来市」として新たなスタートを切りました。