安来市は、島根県と鳥取県の県境にある豊かな自然の街。スサノオノミコト(出雲国風土記)がより命名された土地と伝えられています。全国的に有名な「どじょうすくい」の発祥地、またヤスキハガネは全国的、世界的に高い知名度があります。
「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」と「伊邪那美命(イザナミノミコト)」は、日本最初の夫婦として高天原の神様から誕生し、この夫婦神によって日本の国が生まれました。
イザナギとイザナミの夫婦神は日本列島を生み出し、次に日本の様々な神様を誕生させます。
今からおよそ1,300年前、当地域は出雲国の東部「意宇(おう)郡」に属していましたが、その後平安時代に「出雲国能義(のぎ)郡」として一つの行政区となりました。この地は、古くから良質の砂鉄が採れ、製鉄が盛んに行われました。野だたらなどの古代製鉄の跡が数多くあります。
古墳時代の出雲豪族が、安来市荒島町を中心に繁栄した象徴である、全国的にも最大級の古墳群がある丘。春には桜やつつじが咲き、整備された公園の上からは、荒島の街並みや中海、島根半島の美しい稜線を眺めることができます。冬の風物詩の一つ、毎年11 月〜翌3月の間、越冬のためにシベリアなどから飛来するコハクチョウの姿を楽しむことができます。田んぼにいる白鳥が見られるという珍しい場所です。