YASUGI
Premium Tour
Scroll for Contents
Scroll for Contents
たたら製鉄により発展した奥出雲・安来の過去と現在を、
文化の担い手である地元の人々と訪ねる人とのご縁で結び、
共創する未来を描き出します。
※たたら製鉄とは:砂鉄と木炭を原料として、粘土製の炉の中で燃焼させることによって鉄を生産する製鉄法 参考サイト『奥出雲たたら』
出雲・安来郷を舞台に、鉄の歴史と地域文化が交差。有形文化財が物語の基盤となり、神話や歴史がそれを引き立てます。自然や街並みを楽しみながら、地域の誇りやアート、郷土料理に触れることで、深い体験が得られます。
加者はファシリテーターとの対話を通じて、この旅が自分に何を問いかけているのかを理解します。それは、古くから文化を支えてきた人々の情熱や、参加者自身の未来を照らす光でもあります。
の終わりには、曖昧だった未来がワークショップを通じて形となります。世界でただひとつの、自身の未来を示唆するものを手に入れ、参加者の奥出雲での物語は終わりを迎えます。しかしそれは、人生の新たな章の幕開けへとつながっていくのです。
01/
旅のストーリーは、たたら製鉄の悠久の歴史に触れるところから。和鋼博物館にある全長55メートルにおよぶ壮大な歴史絵巻「玉鋼縁起」(安来市指定文化財、通常非公開)の特別公開は、見る者の心を圧倒します。
02/
日本で唯一のたたら製鉄を行う日刀保たたらの操業の歴史を奥出雲たたら刀剣館で学ぶことは、今回のツアーで外せません。刀匠の作った日本刀による「抜刀」体験で、かつてのサムライの気概に思いを馳せましょう。
03/
日本古来の製鉄法「たたら製鉄」と人々の暮らしをつなぐ鍵は「菅谷たたら山内」にあります。かつての人々が何を守り、何に情熱を注いでいたのか、その空間で直接感じ取ってみてください。
04/
旅も終盤。鉄や金に関わる人々の信仰の対象として知られている金屋子神社での宮司との心温まる会話や祈祷は、これまでの貴重な体験に感謝をし、より良い心の発展のために祈りを捧げる場として最も適しているといえるでしょう。
05/
旅物語の締めくくりは、江戸時代からたたら製鉄・鍛冶を営み、十代にわたって伝統を受け継いでいる鍛冶工房弘光の刀匠への弟子入り体験。歴史を現代に活かす刀匠の思いや葛藤に対話を通して触れることで、参加者自身も過去と未来を見つめなおすきっかけとなるでしょう。
鍛冶工房弘光の刀匠への弟子入り体験に加え、鉄に関わる人々の信仰を集める金屋子神社での祈祷体験は、地域の文化や信仰に深く触れる貴重な機会です。この歴史と作品が交差する特別な場所において、参加者は過去と未来の繋がりを感じながら、心の奥深くに眠る自らの正直な気持ちとの対話の時間を楽しむことができるでしょう。
出雲のウユニ塩湖と呼ばれる飯梨川河口からスタートし、標高184mの月山全体に広がる戦国時代の難攻不落の山城「月山富田城跡」で出雲平野や日本海を一望。夜には温泉で心身を癒し、翌日には日本一の庭園を誇る足立美術館へ。自然とアートが融合するこの旅を通じ、参加者は心の豊かさを育み、自己成長へと繋げることでしょう。
たたら製鉄の伝統や刀剣、座禅文化を通して、武士の心を学ぶ旅。参加者が実際に刀を手にし、抜刀(刀を鞘から抜くこと)などを体験します。さらに、清水寺での座禅体験にて、心を静め、自己を深く見つめる時間を持ちます。これら2つの体験は、旅が終了した後も、自身の内面の平和を維持してくれることでしょう。
今回の旅を彩る魅力的な周辺観光スポット
この地で10代に渡って営まれている鍛冶工房弘光。木炭による鍛造にこだわり、職人の手で一点一点造り上げるため、作品の地肌には柔らかな鎚跡が残り、ぬくもりと親しみが感じられます。当プログラムでは、刀匠の精神に触れながら炎と向き合い、燭台を作っていただきます。
〒692-0623 安来市広瀬町布部1168-8
TEL 0854-36-0026
安来市出身の実業家、足立全康が収集した日本画コレクションをもとに、1970年に開館。5万坪の日本庭園は、枯山水庭や白砂青松庭など多様な美しさを見せ、2003年から連続で「日本一」に選出されています。庭園の四季の移ろいと日本画の調和を堪能できるスポットです。
〒692-0064 安来市古川町320
TEL 0854-28-7111
古代から大正時代にかけて中国山地では「たたら製鉄」が行われ、最盛期には全国の8~9割の鉄を生産していたといわれます。その守り神として信仰を集める金屋子神社の春・秋の大祭には、今も刀匠や鉄工業関係者、たたら職人が参拝し、参道には江戸時代の鉧(けら:たたらで製鉄された鉄の塊)が展示されています。
〒692-0731 安来市広瀬町西比田307-1
TEL 0852-26-4778(金屋子神社宮司)
日本遺産に認定された「出雲の國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語」のガイドセンター。日本で唯一のたたら製鉄を行う日刀保たたらの操業を紹介しています。地元刀匠による日本刀の刀剣鍛錬実演を見学できます。
〒699-1832 島根県仁多郡奥出雲町横田1380-1
TEL 0854-52-2770
山内(さんない)は、日本古来の製鉄法であるたたら製鉄に従事していた人達が日々働き、生活していた地区の総称で、中でも「菅谷たたら山内」は1921年まで約130年間稼働。映画『もののけ姫』に登場するたたら場のモデルとも言われています。
〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田1214
TEL 0854-74-0311(公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団)
「たたら製鉄」の歴史を学べる総合博物館。国指定重要有形民俗文化財の製鉄用具や映像資料、模型が展示され、古代から近代までの鉄の歴史を学べる。シーソーのような「天秤鞴(てんびんふいご)」や日本刀を持つ体験ができ、大人から子どもまで楽しめる。
〒692-0011 安来市安来町1058
TEL 0854-23-2500
風や波がない日に水面が鏡のようになり、空や島根半島を映し出す絶景スポット。たたら製鉄で流れた土砂が堆積し、川と中海の波が巨大な水たまりを形成することで、まるでウユニ塩湖のような幻想的な世界が広がります。
〒692-0001 安来市赤江町 飯梨川河口
TEL 0854-23-7667(安来市観光協会)
1460年にたたら製鉄を始めた田部家は松江藩鉄師頭取を務め、吉田町にて企業城下町を形成。町の中心に整然と立ち並ぶ20棟の白壁の土蔵群は、当時の繁栄を物語っています。
〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田
TEL 0854-40-1054(雲南市観光振興課)
さぎの湯温泉にある1909年創業の老舗旅館で、20室の客室はそれぞれ趣があり、ゆったりとした時間を過ごせます。近くには足立美術館があり、出雲大社や松江城などへの観光拠点としても便利。
〒692-0064 安来市古川町478-1
TEL 0854-28-6211
清らかな水と豊かな緑に囲まれ、ホタルやコウノトリが舞う大自然。奥出雲は雲南市で育った天然の猪は至極の味わいで、濃厚な旨みが特徴的。東京・銀座や横浜で修業した移住料理人・鹿糠俊二氏が手掛ける地域資源を生かしたジビエ料理をぜひご堪能あれ。
〒699-1343 島根県雲南市木次町湯村259-1