山中鹿介幸盛生誕地
山中鹿介誕生の地といわれる、山中屋敷跡には石碑があります。
天文14年(1545)8月15日に、月山の北麓にある新宮谷で生まれます。
(鹿介の出生には諸説あり、鰐淵寺の麓で生まれたという説もあります。)
父の山中三河守満幸(やまなかみかわのかみみつゆき)は鹿介が生まれた翌年に没し、母の手一つで育てられ12歳で尼子義久の近侍となります。病弱な兄甚太郎に代わり山中家を継ぎ、山中家に代々伝わっている三日月の前立(まえだち)に鹿の角の脇立(わきだち)のある冑(かぶと)を譲り受けました。
鹿介を名乗ったことや、三日月を信仰するようになったのもこの冑にちなんでいると云われています。