三ノ丸

 七曲りを登ると最初にある曲輪が三の丸。幅約30メートル、長さ約80メートル。段築石垣が築かれており吉川時代のものと思われます。石段を登ったところには門のあったと思われる礎石が残っています。曲輪には三角点や勝日高守神社の鳥居、井戸跡が2カ所あります。
 眼下には広瀬町の町並み、北方遥かには能義平野や中海、島根半島、そして日本海といった当時の交通、経済、軍事の重要な地域を望むことができます。